今回は長襦袢についてご紹介します。
長襦袢の種類や生地・役割など普段あまり考えないと思いますので、ここで再確認いただけたらと思います。
長襦袢について
長襦袢は肌着→補正の後に着るもので、保湿効果や汗を汚れを着物に付けない役割があります。
裾以外の衿元・袖は外から見えるので、コーディネートするに当たってこだわりのポイントとなります。
衿元は白のものが殆どで、そこに「半衿」という柄入りの生地を付けて衿元を白意外にすることで、同じお着物でもまた違った雰囲気になります。今ではホントにたくさんの色・柄・素材のものがあるので、毎日お着物を着る方にとっては楽しみの一つともいえます。
袖丈(そでたけ)と袖巾(そではば)は着物のサイズに合わせて、おはしょりがない対丈(ついたけ)に仕立てます。
種類
長襦袢は季節によって着る種類が異なります。
袷(合わせ) 12月から翌年3月頃の「真冬の時期」に着用します。
胴単衣(どうひとえ) 胴単衣の着物は、上半身のみ単衣となっています。 なので10月~11月の秋の季節、3月~4月の春の季節に合う長襦袢ですが、袷よりもスッキリ着たいという方は胴単衣を着ていても大丈夫です。
単衣(ひとえ) 全体的に裏地がなく表地のみで仕立てられたものです。 裏地がない為、暑い時期に着る長襦袢です。 5〜10月にかけて暑い時期に着用します。
素材
正絹 一般的に広く使われています。 光沢があり、サラサラする感触が心地いいです。
麻 通気性がよくサラッとした麻でできた長襦袢は夏用として着られます。
化学繊維 お手入れがしやすいのがこの化学繊維の長襦袢。 ポリエステルなどを使用しているため、洗濯機で洗うこともでき、シワにもなりにくいですが、ツルツル滑るので着付る時に少し手間がかかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
季節ごとに合わせた物や素材によってお手入れの仕方も変わってくるんですね。
衿元のオシャレには半衿が必須。
色んな組み合わせで気分も変えちゃいましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます★
Comments