「鶴は千年、亀は万年」前回の鶴に続き、今回は亀「亀甲文様」についてご紹介していきます。
亀甲文様について
亀甲文様はその名の通り「亀の甲羅」をモチーフとして六角形を基準に単独・連続して描かれた文様です。
こちらも吉祥文様とされ昔から縁起のいい文様としてお祝いの行事などに広く使われてきました。
歴史
中国では甲羅を火で焼き、生じた亀裂の形から時代の行く末を占っていました。
亀甲紋様は中国で生まれ、飛鳥時代から奈良時代にかけて日本へ伝えられたとても古い歴史ある紋様です。
そんな歴史を持つ亀甲紋様は当時は一般庶民には見ることも許されず、貴族・身分の高い高官にしか身に付けることが許されなかったほど大変高貴な紋様とされていました。
時代が進めにつれ、貴族・高官だけでなく、武士にも広がりやがて一般的にも広く使用されるようになりました。
意味
「鶴は千年、亀は万年」といわれる通り、亀甲模様は長寿を意味し、他にもこの正六角形は非常にバランスが良く、頑丈であることから「健康」の意味もあります。
さらに風水でも運気アップ・金運アップのアイテムとして正六角形の鏡があります。亀甲紋様も同じ意味合いがある為、家紋にも多く取り入れられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
亀甲模様は鶴と同じく非常に縁起がいい紋様で着物や袴・家紋と広く使用されています。
お祝い事・おめでたい席などにワンポイント亀甲柄の入ったアイテムを身につけて行くと通な感じになるかもしれませんね♪
最後までお読みいただきありがとうございます★
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